CloudflareR2の料金比較・デメリット・S3移行手順【2024年】
この記事のポイント
Cloudflare R2はデータ転送料(エグレス費用)が完全無料のAWS S3互換オブジェクトストレージであり、専用ツールによる安全なデータ移行と強力なCDN連携を実現し、特定のクラウド依存を避けてインフラコストを大幅に削減します。
"AWS S3のデータ転送料金に頭を悩ませていませんか。Cloudflare R2へ安全に移行することで、予測不能なインフラコストのストレスから解放されたいと考える方は多いはずです。
こうした疑問にお答えします。
本記事の内容
- Cloudflare R2の料金体系とS3との詳細なコスト比較
- S3互換APIの具体的な使い方や活用のメリット
- AWS S3からデータを安全に移行するための実践的な手順
Cloudflare R2を活用すれば、大きな負担となるデータ転送料であるエグレス費用をゼロに抑えられます。ストレージコストの劇的な削減とともに、強力なCDN機能との連携も魅力。無料枠も用意されているため、始め方も非常に簡単です。
2026年最新の検証データを基に、デメリットも含めて客観的に解説。静的サイトの公開など、特定のベンダーロックインから脱却し、インフラ運用の最適化を成功させる方法を紹介します。ぜひ最後までお読みください。
Cloudflare R2のメリット
Cloudflare R2は、Cloudflareとは何かを踏まえると、現代のクラウドインフラにおけるコスト課題を解決する革新的なオブジェクトストレージとして位置づけられます。2026年現在、多くの企業がデータ転送料金であるエグレス費用の負担に悩まされていますが、Cloudflare R2はこの課題に決定的な解決策を提示します。
Cloudflare R2を導入するメリットは、コスト削減・互換性・高いパフォーマンス・戦略的柔軟性の4点です。これらを活用することで、効率的なデータ管理が実現します。
データ転送料(エグレス)が無料になる
Cloudflare R2最大のメリットは、データ転送料であるエグレス料金が完全に無料な点です。
従来のクラウドストレージはデータを保存する料金に加え、インターネット経由でデータを取り出す転送料が大きな負担でした。Cloudflare R2なら、2026年時点でもエグレス料金ゼロを継続しており、大容量のメディアファイルや静的サイトの配信に最適です。
主要なオブジェクトストレージサービスとの料金比較をまとめました。
| 料金項目 | 一般的なオブジェクトストレージ (例: AWS S3) | Cloudflare R2 |
|---|---|---|
| ストレージ料金 | 使用量に応じて課金 | 使用量に応じて課金 |
| データ転送料(エグレス) | 取り出し量に応じて課金(高額になりやすい) | 無料 |
| APIリクエスト料金 | 各操作ごとに課金 | 操作数に応じて課金(無料枠あり) |
Cloudflare R2の料金体系を確認すると、データを利用するほどコストが嵩む制約を打破できることがわかります。予算の計上が容易になり、急なアクセス増でも安心です。
S3互換APIをそのまま利用できる
Cloudflare R2はAmazon S3と互換性のあるAPIを提供しており、既存システムからの移行が非常にスムーズです。
開発現場ではすでにS3用のツールが広く普及しています。Cloudflare R2はS3互換APIを採用しているため、接続先のエンドポイントを変更するだけで最小限の修正により運用を始められます。
S3互換APIを活用する主な利点は以下の通りです。
- AWS CLIやSDKなどの既存ツールをそのまま流用できる
- PHPやPython、Node.jsなどの主要言語ライブラリが動作する
- S3からの自動データ移動機能で段階的な移行ができる
Cloudflare R2の使い方を習得するコストも低く、Cloudflare Workersから直接読み書きする構成でも、エンジニアの工数やシステム停止リスクを大幅に削減可能です。2026年の事例でも、各種フレームワークでのアップロード実装が容易に行えることが証明されています。
高速なCDNを利用できる
Cloudflare R2は、世界最大級のCloudflare CDNと密接に統合されています。
通常、ストレージからデータを配信する際はユーザーの物理的距離によって遅延が発生します。Cloudflare R2のCDN機能を活用すれば、Cloudflare Pagesから参照する画像や動画を、世界中のエッジサーバーから届けることが可能です。
具体的な配信の仕組みは次の通りです。
- ユーザーがデータにアクセスする
- Cloudflareのグローバルネットワークが最適な拠点を選択する
- エッジから直接データを配信して高速なレスポンスを実現する
- Cloudflare Workersと連携しエッジ側でデータを動的加工して配信する
単なるストレージ機能に留まらず、静的サイトの配信プラットフォームとしても高いパフォーマンスを発揮します。
特定のクラウドへの依存を回避できる
Cloudflare R2を採用すると、特定のベンダーに依存するロックインを回避できます。
膨大なデータを蓄積すると高額なエグレス料金が障壁となり、他社サービスへの乗り換えが困難になる問題がありました。データ転送料が無料のR2をデータ拠点に据えることで、マルチクラウド戦略が現実的なものになります。
Cloudflare R2を中核に据えた戦略的メリットは以下の通りです。
- データの移動が自由になり用途に応じてAWSやGoogle Cloudを併用できる
- エグレス料金という壁がなくなるため最適なコストのサービスへ移行しやすい
- Cloudflare Workersとの組み合わせでスケーラブルなアプリ構築ができる
導入によってコスト削減だけでなく、インフラ戦略の自由度を大きく向上させられます。
Cloudflare R2のデメリット
Cloudflare R2は、データ転送手数料であるエグレス料金が無料という革新的な特徴を持つオブジェクトストレージです。2026年現在、多くの企業がインフラコスト最適化のために導入を検討していますが、いくつかの注意点があります。
AWS S3などの既存サービスと比較すると、機能の差異や運用面での課題が生じるかもしれません。デメリットを十分に理解したうえで、導入を判断することが重要です。
一部のS3機能には対応していない
Cloudflare R2はS3互換APIを提供していますが、AWS S3の全機能と完全に一致しているわけではありません。R2は主要な操作に互換性を持たせる設計であり、独自の膨大な機能すべてを網羅していないためです。
具体的な未実装機能や仕様の差は以下の通りです。
- Glacierのようなアーカイブストレージクラスの欠如
- 署名付きURLにおける検証ルールの細かな違い
- 複雑なバケットポリシーや一部の管理用APIの未実装
2026年時点でも、S3の高度な機能をフル活用しているシステムでは、ワークフローが動作しなくなるリスクがあります。移行前に使い方を詳細に検証し、代替手段を確認してください。
日本語のドキュメントが少ない
Cloudflare R2に関する公式ドキュメントは、英語中心の構成となっています。技術的な詳細や最新のアップデート情報は英語での公開が先行し、日本語での解説は限定的です。
学習コストやトラブルシューティングに関しては、以下のような現状があります。
- 公式ブログは日本語化されているが、技術仕様書は英語がメインであること
- 国内のコミュニティや技術ブログの情報に頼る場面が多いこと
- 最新の不具合情報の追跡に英語の読解力が求められること
日本語のリソースのみで運用を完結させようとすると、エラー解消に時間がかかる可能性があります。導入を進める際も、英語の情報を参照する準備が必要です。
独自のシステムからの移行には開発工数が発生する
既存のストレージからCloudflare R2へ移行する場合、システム改修や検証に一定の工数が発生します。AWS S3とのコスト面では有利ですが、パフォーマンス特性などは異なります。
移行時に確認すべき主な差異を以下に示します。
- データ転送料(エグレス):AWS S3は高額な従量課金、Cloudflare R2は無料
- ストレージ料金(1GBあたり):AWS S3は約$0.023から、Cloudflare R2は約$0.015程度
- 無料枠:AWS S3は条件付き、Cloudflare R2は無期限の無料枠あり
- CDN連携:AWS S3はCloudFront、Cloudflare R2はCloudflare CDNと連携
自社サーバー経由のアップロードやS3固有のSDKに依存している場合、ロジックの修正が必要です。署名付きURLはCloudflare R2のCDNキャッシュ恩恵を受けにくいため、別途パフォーマンス検証も行わなければなりません。
Cloudflare R2の料金体系
Cloudflare R2はAWS S3互換のAPIを備えた高機能なオブジェクトストレージです。最大の特徴は、多くのサービスでコストの重荷となるデータ転送料金のエグレス費用が完全に無料である点にあります。
2026年現在もCloudflare R2は透明性の高い料金構造を維持しています。課金対象はデータ保存容量とリクエスト件数のみであり、予期せぬコストバーストのリスクを最小限に抑えられるでしょう。
毎月の無料枠
Cloudflare R2には個人開発や小規模プロジェクトに最適な、期限のない寛大な無料枠が設定されています。
- ストレージ容量:毎月10GBまで無料
- Class A操作(書き込み・リスト取得など):毎月100万リクエストまで無料
- Class B操作(読み取りなど):毎月1000万リクエストまで無料
- データ転送料金(エグレス):無制限に無料
AWS S3などの競合サービスは無料枠に期間制限がある一方、Cloudflare R2は無期限で提供されます。静的サイトのホスティングやバックアップであれば、実質無料で運用し続けることも可能です。
データ保存容量に応じた月額費用
無料枠を超えた場合のデータ保存料金はストレージクラスによって異なります。用途に応じて最適なクラスを選択し、さらなるコスト最適化を図りましょう。
- Standard Storage:$0.015 / GB-month 頻繁にアクセスされるデータの保存に適した標準クラスです。
- Infrequent Access Storage:$0.01 / GB-month アクセスの少ないアーカイブデータに適していますが、データ取得ごとに$0.01/GBの費用が発生します。
Class A操作は100万リクエストごとに$4.50、Class B操作は100万リクエストごとに$0.36が加算されます。2026年時点でも多くのリージョンで低価格設定が維持されており、グローバル展開する際もコストを予測しやすいのが利点です。
他社ストレージとのコスト比較
主要ストレージサービスとの料金を比較すると、データ転送料金の差が顕著に現れます。S3だけでなく他のAWSサービスとの全体像についてはCloudflareとAWSの比較で整理しています。
| 課金項目 | Cloudflare R2 (Standard) | AWS S3 (Standard 東京) | Google Cloud Storage | Backblaze B2 |
|---|---|---|---|---|
| 保存料金(1GBあたり) | $0.015 | $0.025 | $0.023 | $0.006 |
| エグレス(転送量) | 無料 | 約$0.114 | 約$0.08 | $0.01 |
| Class A操作(100万回) | $4.50 | $4.70 | $5.00 | 無料(制限あり) |
| Class B操作(100万回) | $0.36 | $0.40 | $0.40 | 無料(制限あり) |
100GBを保存し月に500GBをダウンロードする場合、AWS S3は計$47以上のコストが発生します。対してCloudflare R2は保存料の$1.50程度に収まり、エグレス無料が総コストを大幅に引き下げます。
動画配信サービスの費用削減シミュレーション
動画配信や静的サイトでの画像配信において、Cloudflare R2とCDNの併用は劇的なコスト削減をもたらします。
- 現状分析:AWS S3で月間5TBの動画を配信し、高額なエグレス費用が発生している。
- 移行実施:S3互換APIを利用してCloudflare R2へストレージを移行する。
- 結果:エグレス費用が0円になるため、インフラコストが約90%以上削減される。
- 結論:転送量が多くなるほどR2の経済的な優位性は高まります。
SNSプラットフォームのMastodonなど、S3から移行して費用を10分の1に抑えた事例もあります。動画配信を扱うエンジニアにとって、Cloudflare R2は2026年におけるコスト最適化の最有力候補といえます。
Cloudflare R2の始め方
Cloudflare R2はAWS S3互換のAPIを備えた分散型オブジェクトストレージサービスです。特徴は一般的なクラウドストレージで負担となるエグレス料金が完全に無料な点にあります。
2026年現在、多くの企業がインフラコスト削減のためCloudflare R2を採用しています。初心者の方でもスムーズに利用を開始できる具体的な手順を5つのステップで解説します。
① Cloudflareのアカウントを作成する
Cloudflare R2を利用する第一歩は公式サイトでアカウントを作成することです。メールアドレスとパスワードを入力してサインアップを行います。
既にCDNやDNS管理でアカウントを所有している場合は新しく作る必要はありません。ログイン後にサイドバーのメニューからすぐにセットアップを開始できます。
② ダッシュボードで決済手段を登録する
CloudflareのダッシュボードからクレジットカードやPayPalなどの決済手段を登録します。同じダッシュボード上でCloudflareのWAFなどのアクセス保護機能も設定でき、R2には手厚い無料枠がありますが、有料サービスの一部であるため支払い情報の紐付けが必須です。
2026年時点でのCloudflare R2の無料枠と超過後の料金は以下の通りです。
| 項目 | 無料枠(月間) | 無料枠を超えた場合の料金 |
|---|---|---|
| ストレージ容量 | 10 GB | $0.015 / GB |
| クラスA操作(書込など) | 100万リクエスト | $4.50 / 100万リクエスト |
| クラスB操作(読込など) | 1,000万リクエスト | $0.36 / 100万リクエスト |
| エグレス料金(転送) | 無制限(無料) | $0 (いつでも無料) |
無料枠の範囲内であれば課金されませんが、予期せぬトラフィック増加に備えて登録が必要となります。
③ 新しいストレージバケットを作成する
決済手段の登録が完了したらデータを保存するためのバケットを作成します。バケットはファイルを整理して格納するための論理的な入れ物です。
バケット作成の手順は以下の通りです。
- CloudflareダッシュボードのR2セクションを開く
- バケットを作成するボタンをクリックする
- バケット名を自由に入力し、必要に応じてデータの保存地域を指定する
これでファイルをアップロードする準備が整いました。世界330か所以上のデータセンターとCloudflare CDNを活用し、低遅延なアクセスが可能です。
④ APIトークンを発行する
外部ツールやアプリから操作するためにはAPIトークンを発行する必要があります。R2はS3互換APIを提供しているため、AWS CLIや各種ライブラリから接続可能です。
APIトークンの発行手順を以下に示します。
- R2の画面にあるAPIトークンの管理をクリックする
- トークン名を設定し、編集または読み取り専用の権限を選択する
- 表示されたアクセスキーIDとシークレットアクセスキーを安全な場所に保存する
これらの情報は一度しか表示されないため、確実にメモを保管してください。
⑤ ファイルをアップロードして検証する
最後に作成したバケットにファイルをアップロードして動作検証を行います。ブラウザでの直接操作や、Cloudflare D1と組み合わせたメタデータ管理、静的サイトの公開など用途に合わせた方法を選んでください。
アップロードの主な方法は以下の通りです。
- Cloudflareのダッシュボード上で直接ファイルをドラッグ&ドロップする
- AWS CLIなどのツールを使い、エンドポイントを書き換えて送信する
- Cloudflare Workersのサーバーレスコードから動的にファイルを操作する
ファイルをアップロードして一覧に表示されれば、Cloudflare R2の導入は完了です。エグレス費用を気にせず、高速なオブジェクトストレージを活用しましょう。
AWS S3からCloudflare R2へ移行する手順
AWS S3からCloudflare R2への移行を検討する最大の理由は、データ転送料金であるエグレス費用の削減です。Cloudflare R2はエグレス費用が無料という画期的な料金体系を持っており、2026年現在も多くの企業がコスト最適化のために移行を進めています。
移行作業をスムーズに進めるためには、Cloudflareが提供する公式ツールを活用するのが最も効率的な方法です。具体的な移行手順は、以下の4つのステップに集約されます。
① 移行元S3バケットのアクセス権限を設定する
移行作業の最初のステップは、CloudflareがAWS S3のバケットにアクセスしてデータを読み取るための権限を設定することです。適切な権限設定がなければ、データの転送を開始できません。
まず、AWSのIAMコンソールで移行専用のユーザーを作成します。このユーザーにはS3のデータを読み取るためのAmazonS3ReadOnlyAccessポリシーを付与してください。設定が完了したら、認証に必要なAccess Key IDとSecret Access Keyを発行し、安全な場所に保管します。
また、Cloudflare R2側でも移行先のバケットに対して書き込み権限を持つAPIトークンを発行しておく必要があります。準備すべき情報は以下の通りです。
| 項目 | 必要な情報・権限 | 用途 |
|---|---|---|
| AWS IAMユーザー | AmazonS3ReadOnlyAccess | 移行元データの読み取り |
| AWS 認証情報 | Access Key ID / Secret Access Key | Cloudflareからの認証 |
| R2 APIトークン | 編集権限 | 移行先バケットへの書き込み |
② データ転送ツールを有効化する
次に、Cloudflareダッシュボード上でデータ転送ツールを選択して有効化します。2026年現在、CloudflareはSuper SlurperとSippyという2つの強力な移行ツールを提供中です。
既存のデータを一括で移動させたい場合はSuper Slurperを使用します。ダッシュボードのR2メニューからData Migrationを選択し、Migrate filesをクリックして起動してください。
一方で、サービスを停止させずに段階的に移行したい場合はSippyが適しています。これはR2にリクエストがあった際、データがなければ自動的にS3から取得しつつR2へキャッシュコピーする仕組みです。
- Super Slurper:既存データの一括マイグレーションに使用
- Sippy:アクセスに応じてオンデマンドで移行する増分マイグレーションに使用
- rclone:50GBを超える巨大なファイルや特殊な条件がある場合の代替ツール
③ 移行ジョブを開始する
ツールの設定が完了したら、実際に移行ジョブを開始します。Super Slurperを使用する場合、取得したAWSの認証情報と移行元のS3バケット名を入力してStart Migrationをクリックしてください。
ジョブを開始すると、Cloudflareのバックグラウンドでデータのコピーが実行されます。転送速度の目安は100GBのデータで約30分程度ですが、ファイル数やネットワーク状況により多少変動します。ジョブ完了後はレポートでファイル数やハッシュ値を確認し、データの整合性に問題がないかをチェックしましょう。
ただし、移行にはいくつかの制限事項があるため注意が必要です。
- 単体で50GBを超えるファイルはSuper Slurperの対象外
- S3 GlacierやDeep Archiveのクラスはスキップされる
- 移行中もデータが更新される場合はS3とR2の両方に書き込むダブルライティングを実施する
④ 参照先のエンドポイントを修正する
最終ステップは、アプリケーションがデータを参照する際のエンドポイントをAWS S3からCloudflare R2へ切り替える作業です。R2はS3互換APIを提供しているため、既存のSDKを利用しつつ接続先の設定を変更するだけで対応できます。
具体的には、エンドポイントURLをCloudflareが提供するバケット固有のURLに変更し、認証情報をR2のものに差し替えます。この移行によるコストメリットは非常に大きく、エグレス費用の削減効果はすぐに実感できるはずです。
// Before: AWS S3の設定
const s3 = new AWS.S3({ region: 'us-east-1' });
// After: Cloudflare R2の設定(2026年最新仕様)
const r2 = new AWS.S3({
endpoint: `https://${ACCOUNT_ID}.r2.cloudflarestorage.com`,
accessKeyId: R2_ACCESS_KEY_ID,
secretAccessKey: R2_SECRET_ACCESS_KEY,
signatureVersion: 'v4',
});
エンドポイントの修正が完了し、正常に動作することを確認できれば移行は成功です。Cloudflare R2のCDN機能を活用することで、カスタムドメイン経由での高速な配信も自動的に適用されます。移行完了後も1ヶ月程度はS3にデータを保持し、問題がないことを確信した段階で旧データを削除してください。
まとめ:Cloudflare R2でデータ転送コストを削減しよう
本記事では、オブジェクトストレージのコスト課題を解決するCloudflare R2について、メリットからデメリットまで詳しく解説しました。エグレス料金が無料でコスト面でも優位なこのサービスは、2026年のクラウド戦略において欠かせない選択肢です。
S3互換APIを備えているため、既存のシステムからの移行も非常にスムーズに進められます。Cloudflare CDNとの連携により、静的サイトの配信も高速かつ低コストで実現可能です。
本記事のポイント
- データ転送料(エグレス費用)が無料で、インフラコストを大幅に削減できる
- S3互換の設計により、既存ツールからの移行や始め方がスムーズ
- 無料枠が充実しており、特定のベンダーに依存しない自由な運用が可能
Cloudflare R2を導入すれば、従量課金のストレスから解放され、予測可能なコスト管理を行えます。まずは無料枠を活用して、バケットの作成から体験してみるのがおすすめ。
導入に関する不明点や具体的な構成案については、専門スタッフが丁寧に対応します。さらなる詳細を知りたい方は、以下のボタンよりお気軽にご相談ください。
Cloudflare R2のよくある質問
参考文献
執筆者
編集部
BtoB向けのモダンWeb制作に関する情報を発信。Next.jsを活用したWeb制作、SEOに強いサイト設計、UI/UX、AIを活用した制作効率化など、実務に役立つ知見を中心に扱っています。
監修者
Ulty 代表/編集長
海外メディア企業でSEOエディターとして従事後、独立。複数メディア運営の知見をもとに、Next.jsを活用したモダンWeb制作とSEO設計を提供。AIを活用した効率化と高品質な実装を両立し、設計から制作・運用まで一貫して支援している。
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